今さら聞けないステンレス容器の特徴と注意点についてサクッと解説!

2023/06/19

どんな材質の容器を選べばいいの?

食品、製薬、化粧品メーカーの皆様が追求するのは、安心・安全な商品の提供です。その鍵を握るのは容器と言っても過言ではないでしょう。

とはいえ、容器の素材にも様々な種類があります。

  • ステンレス
  • 樹脂
  • 鉄(ホーロー製含む)

「どれを選べばいいのかよくわからない…」
「価格だけで決めていいものか…」

それぞれの製造現場の悩みの種のひとつですが、異物混入や錆はリコールの対象となるので多くの方がステンレス容器を選びます。

そこで今回はステンレス容器の特徴と注意点について解説します。さらに実際にステンレス容器の特注加工を依頼してくださったお客様の声もご紹介するので、ぜひ最後までお読みください。

ステンレス容器の特徴

ステンレス容器には次の3つのメリットがあります。

  1. 耐食性
  2. 衛生的
  3. 耐久性

順番に解説します。

特徴①:耐食性

まずステンレス容器は錆びにくい材質です。そのため長期間の使用にも耐えられます。

これはクロムの添加によって形成されるクロム酸化被膜によるものです。

腐食や錆に強いため、長期間にわたって使用しても容器の品質が損なわれることがないのが大きなメリットです。

特徴②:衛生的

次に、ステンレス容器はとても洗浄性がよく衛生的に使えるのがポイントです。

これはステンレス容器の表面が滑らかで、汚れや細菌の付着を防ぎやすいためです。

ただし、ステンレスは錆びにくいものの、錆びないわけではないからです。使用後は中性洗剤で汚れを洗い落とし、乾いた布で拭き取り乾燥させてください。

特徴③:耐久性

最後に、ステンレス容器の耐久性も特徴のひとつです。

強度があるため、長期間の使用にも耐えることができるのは大きなメリットと言えるでしょう。

ステンレス容器の注意点

耐久性、耐食性に優れ衛生的なステンレス容器ですが、いくつか注意しておきたいポイントがあります。

  1. 錆びにくい
  2. 重い

順番に解説します。

錆びにくい

ステンレス鋼は錆びにくいですが、決して錆びない材質ではありません。内容物や扱いによっては錆などが発生することもあります。内容物や用途を営業担当にお知らせいただければ、ステンレス鋼が適切な材質かどうかご回答させていただきます。

ご不明点が御座いましたらステンレス容器の取り扱いについて丁寧にご説明させて頂きます。

重い

ステンレス鋼は比較的重い材料です。大型の容器の場合は取り扱いに注意が必要です。

特に女性の方が多い製造現場ではステンレス容器の取り回しが負担になることも考えられます。しかし、心配はいりません。

営業担当者にご相談いただければ、ステンレス容器の特注加工ができます。ステンレス容器は自由度が高く加工しやすいためです。

例えば、板厚の変更により軽量化して扱いやすくすることも可能です。さらにサイズの適正化などのカスタマイズにも対応しているので、製造現場のお困りごとを解決させていただきます。

すぐに対応していただいた上、希望通りの仕上がりでした。【食品メーカー(埼玉県)・A課長様】

既存のステンレス容器を使っていたのですが、収納する棚の高さとマッチせずうまく収まらず困っていました。

特注製品も検討したのですが、ステンレス容器は樹脂や鉄製の容器などと比べるとどうしても割高になってしまうのでつい先延ばしに。

結局うまく収納できないのでパレットに置いたりしていたのですが、問題が次から次へと起こり頭を抱えてしまいました。

  • スペースを有効活用できない
  • 動線に問題があり生産性が低下
  • 現場の士気が低下

「これでは長い目で見ると良いことはないのでは?」

と思うように…。

さらに、ひどい時など床に直置きにせざるを得ないこともあり、何のために洗浄したのかわからない始末。

「このままではいけない…」

と思っていても仕事に追われて中々動けずにいました。

しかし、衛生面と生産性を考慮すると、このままでいいわけがありません。

なんとかピンチを抜け出したいと思い、オオモリさんに相談してみることにしました。

すると返ってきた答えは…。

「埼玉県でしたら営業所がありますので、現場採寸致しますよ。無料ZOOMミーティングもいたしますのでご都合のよろしい方をお選びください」とのこと。

現場に来てもらった方が話が早いだろうと思い、現場採寸をお願いすることに。

サンプルを1個からでも作っていただき、希望通りの仕上がりでした。

おかげでスペースを広く使えるようになり生産性も上がり快適です。乾燥専用の棚だったので、水切りも良くなり、衛生面の問題も解決されました。

これまで使っていた既存の製品では決してうまくいかなかったので、もっと早くお願いしていれば良かったと思ったほどです。

こうしてもっと便利になるように仕上げました

今回は「高さを短くしてほしい」とのご依頼でしたので、既製ステンレス容器の図面をもとにスピード重視で対応させていただきました。

弊社では、食品工場だけでなく様々な業界からステンレス容器の特注加工を承っております。

  • 薬品工場
  • 香料工場
  • 外食産業
  • 製薬工場
  • 自動車工場
  • 食品工場
  • 半導体工場
  • 化粧品工場
  • 化学工場

詳しい事例はこちらで紹介しています。

ステンレス容器の特注でお困りでしたらお気軽にご相談ください。

電話・メール・Zoomミーティングで随時受け付けております。

また、CADで描いた図面がなくても問題ありません。

困っている内容やお望みを教えていただければゼロから図面を作成させていただきます。

関西地区は大阪に工場があるので現場採寸致します。
関東地区にも埼玉に営業所があるので現場採寸致します。

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