セラミックとは-

セラミックスは、無機物を加熱処理し焼き固めた焼結体を指します。金属や非金属を問わず、酸化物、炭化物、窒化物、ホウ化物などの無機化合物の成形体、粉末、膜など無機固体材料の総称として用いられています。

セラミックスは、硬度、耐熱性、耐食性、絶縁性などの優れた特性を持ち、様々な用途に用いられています。例えば、陶磁器、ガラス、セメント、タイル、電子部品、医療器具、自動車部品などです。

セラミックスは、人類の歴史の中で古くから使われてきた材料です。日本では、縄文土器や弥生土器がセラミックスの代表例です。近年では、セラミックスの技術はさらに進歩し、より高機能で高性能なセラミックスが開発されています。

セラミックスは、今後も様々な分野で活躍していくことが期待されている材料です。

身近なところでは、フライパンや包丁などにセラミック加工が施されています。

図1