平鏡板（ひらきょうばん）とは、断面が平らな鏡板です。最も一般的な鏡板の形状で、圧力容器の両端をふさぐ板として使用されます。平鏡板は、皿形鏡板や正半楕円体形鏡板に比べて強度が低いため、高圧の圧力容器には使用されません。しかし、平鏡板は製造が簡単で、価格が安いため、多くの圧力容器で使用されています。
平鏡板は、主に鋼板で作られています。鋼板は、プレス加工やスピニング加工で成形されます。平鏡板は、通常、フランジ付きで、圧力容器に取り付けられます。平鏡板は、圧力容器の強度と耐久性を高めるために使用されます。また、圧力容器の密封性を高めるためにも使用されます。
