鏡板の種類ED型とは-

ED型鏡板は、正半楕円形の形状をしている鏡板です。高圧ガスタンクや原子炉設備等の円筒状圧力容器の両端部をふさぐために使用されます。皿形鏡板よりも深みがあり、圧力に対して強度があります。

ED型鏡板の形状は、楕円の長軸と短軸の比が2:1に設定されています。この比は、鏡板にかかる応力を最小限に抑えることができる最適な比率です。

ED型鏡板は、鋼板をプレス加工して製造されます。プレス加工では、高温で加熱した鋼板を金型に押し込み、鏡板の形状に成形します。

ED型鏡板は、強度と耐久性に優れた鏡板です。高圧ガスタンクや原子炉設備等の円筒状圧力容器の両端部をふさぐために広く使用されています。

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